2023年5月下旬の週末
この日は実家の車が一日使えなかったので遠出はできず、釣具屋巡りでもしようかな~なんて思っていたが、ちょうど大潮で昼間の潮位がマイナスになる予報だったので近所の江戸川放水路で潮干狩りという案も急浮上!
ちょうどYoutubeで潮干狩りの動画を見ていて気になっていたのだ。
潮干狩りなんて数年ぶりといった感じだが、今回試してみたいこととして釣り用に使っているウェーダーを履いて、長靴じゃ行けないポイントで潮干狩りしたらどれくらい獲れるかというのがあった。
で、試してみたところアサリとハマグリがザクザク獲れましたというお話です!(^^)!
ウェーダー履いているとなんかガチ勢感がすごいですが、自分の中では完全にマストアイテムになりましたね(笑)
江戸川放水路について
まずは江戸川放水路についてかるーく説明!
江戸川放水路とは江戸川の中でも行徳橋から海までの間の河口域のことを差し、干潮になると全域に干潟が出現します。
普段は上流の水門で江戸川の水がせき止められているので淡水の流入はわずかであり、江戸川放水路は川というよりかは入り江に近い場所になっています。
そして、ここは漁業権が設定されていないエリアなので、天然の貝を潮干狩りでゲットすることができます。
種類も定番のアサリから、ハマグリ、マテ貝、外来種のホンビノス貝など様々!
ただし、管理された潮干狩り場ではないので必要なものはすべて自分でそろえ、アカエイに気を付ける、満潮になる前に退散するといったところはすべて自己責任です。
また、貝殻を投棄しないといった基本的なルールも守りましょう!
ポイントを効率よく攻めて、アサリとハマグリを大量ゲット!
この日は11時半くらいに下げ止まりの予報だったので2時間前の9時半くらいに自転車でポイントにエントリー!
ちなみにウェーダーはゴミ袋に入れて持ってきました。帰りもゴミ袋に入れて持って帰れば自転車を汚さずに済みますからね。
目立つ河口側のエリアでは恐らくゴールデンウィークで大き目の貝は取りつくされたのでは?と考え、今回は個人的にややマイナーな上流エリアを選択しました。
さっそくウェーダーに着替えて潮干狩り開始です!
今回の狙うのはアサリとハマグリ!
何回か潮干狩りをやっているとそれぞれの貝が良く獲れるポイントみたいなものも見えてきます。
江戸川放水路のアサリ、ハマグリのポイントは結構明確に分かれていて、アサリは牡蠣殻が多く存在しているポイントに多く、ハマグリは沖側の砂地ポイントに多いです。
↑アサリが多く獲れる牡蠣殻ポイントの例
↑ハマグリが多く獲れる沖側の砂地ポイントの例
同じ二枚貝でもポイントがここまで違うのは面白いですよね。
潮が引くときは沖の砂地ポイントよりも牡蠣殻ポイントの方が最初に現れます。
なので、今回はアサリとハマグリを効率よく獲るために、牡蠣殻(下げ潮)→砂地(下げ止まり)→牡蠣殻(上げ潮)と潮位に合わせて探る場所を変えていく作戦にしました!
まずは牡蠣殻ポイントを探すとアサリがざくざく出てきます。
アサリが一個獲れると周りに何個も固まっていることが多く、一度に10個前後獲れることも!
最初の1時間で軽く100個は獲れたかと思います。ゴールデンウィークの後だったので大きいサイズは獲られているかと思っていましたが4センチ以上の大型個体も混ざります!
たまにホンビノス貝も混じりました。
小さいのが圧倒的に多いですが、中にはデカいのもいるので選別してお持ち帰り!
ホンビノスもおいしいですからね~
さて、潮がさらに引いてきたのでハマグリポイントに移動します!
ハマグリに関しては基本的に波打ち際を熊手で根こそぎ掘っていくスタイルです。
アサリほど数は出ませんが、これでハマグリも結構獲れます。
土地柄なのかわかりませんが、ここのハマグリは黒っぽい個体が多いのでオキシジミと間違えやすいです(笑)
上の写真は左側がオキシジミ、右側はハマグリです。
ご覧の通り色だけではほとんど見分けがつかないこともあります。
見分け方としては、オキシジミの方が形が丸っこい、貝殻がザラザラしている、ハマグリよりも砂の深いところにいるといったところでしょうか?
食べたことはありませんが、オキシジミはどうもあまり美味しくないらしいです・・・
オキシジミを避けつつ、ハマグリも40個ほどゲット。
潮が満ちてきたらハマグリポイントはすぐに水没するので、もう一度アサリポイントに切り替えて潮干狩り続行!
最後にアサリを追加でもう100個ほどゲットして、潮干狩り終了です!
潮干狩りの成果は?
こちらが今回の潮干狩りの成果です!
アサリ230個
ハマグリ40個
ホンビノス20個
潮干狩りは4時間くらいでしたが、想定よりもだいぶ獲れましたね!
特にハマグリは江戸川放水路では希少種だと思っていたんですが、ここまで多く獲れるとは驚きです!
さすがにこの量は家族でも食べきれないので、大きいのだけ選別してお持ち帰り!
ちなみにハマグリの最大サイズは7センチオーバー!
おそらく6~7年は生きているであろう歴戦の個体ですね。
その日の夜は用事があったので一晩塩抜きをして、翌日に酒蒸しや炊き込みご飯など貝尽くしを堪能しました!(^^)!
本格的な潮干狩りにはウェーダー着用がおすすめ!
潮干狩りで初めてウェーダーを使ってみましたが、めちゃくちゃ役に立ちますねこれ!
今回使ったウェーダーは普段サーフや地磯なんかで使っているやつです。
ウェーダーだと多少泥が跳ねても気にしなくていいし、長靴じゃ渡りにくいようなところもガンガン進めるのでめちゃくちゃ良かったです。
特にハマグリのポイントは島のような地形になっている場合もあり、ウェーダーがないと渡れないような場所が多いです。
今回の潮干狩りの成果はウェーダー着用あってのものだと思います。
ちなみにウェーダーは胸の高さまであるチェストハイウェーダーならなんでも大丈夫だと思います。
あまり予算は無いけどウェーダー買ってみたいという方は、以下に示すような5000〜10000円程度のものがコスパに優れているのでオススメです!
あまりに安いものだと、すぐに穴が空いて浸水してきたりする可能性があるので注意しましょう!
また、足の付け根までしかないヒップウェーダータイプもありますが、潮干狩りは結構お尻が濡れる機会が多いのでオススメしません。
探れるポイントが大幅に広がるので、ぜひウェーダーを着用して潮干狩りチャレンジしてみてください!(≧▽≦)
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