こんにちは！シンドゥーです！
毎年春の季節になると、東京湾奥には産卵を控えた大型のサヨリが接岸してくることが知られています。
大型のサヨリ（通称：閂、かんぬき）は青魚と白身魚のいいとこどりをしたような身質で高級魚とされているのですが、実はこの時期のサヨリは狙ったことがなかったので今シーズンは真剣に狙ってみることにしました！（近場で行きやすいし）
春のサヨリは秋のサヨリと比べて警戒心が強く、回遊ポイントも沖合になりがちといわれているので、今回はこれまでに紹介したサヨリング釣法ではなく、エサ釣りで東京湾奥のご当地釣法である浦安釣法に挑戦してみることにしました。
結果、初挑戦でもそれなり良い釣果が得られたので紹介していきたいと思います！
※サヨリングの記事はこちら↓
浦安釣法ってどんな釣り？
浦安釣法とは上の写真のようなウキとカゴが一体になった特殊な仕掛けを遠投して、ゆっくり巻きながらコマセでサヨリを誘って釣る方法です。
通常のウキ釣りと違い、遠投性能に特化しているので遠浅の釣り場の沖目を回遊するサヨリを狙って釣りことができるのが特徴です！
発祥の地である千葉県浦安市の釣り公園は手前がテトラ帯になっていて入れず、また遠浅のエリアなので長めの磯竿を使って仕掛けを遠投する浦安釣法のスタイルはベストマッチしているというわけです。
仕掛けを遠投する気持ちよさはもちろんのこと、サヨリを誘うまでの過程やヒットした後のやりとりも魅力ですよ!(^^)!
詳細は下記の工房浦安のHPをチェックしてみてください！仕掛けや釣り方がよくわかると思います。
初挑戦で春サヨリ6本の好スタート
4月中旬の休日、さっそく浦安市の高州海浜公園にエントリーしてみます。
浦安市で釣りができる公園・岸壁はいくつかありますが、高州海浜公園は干潮時に敷石が露出しないので比較的釣りがしやすい場所になります。
そのぶん人はやや多い気がするので駐車場から近い釣り座が埋まっている場合はそれなりの距離を歩いて釣り座を確保しないといけないですね。
この日はけっこうサヨリ釣り師が入っていたので釣り座までだいぶ歩きました(笑)
仕掛けはウキとカゴが一体となっていて、普通のかご釣りで使うウキ止めやからまん棒とかも必要ないので比較的簡単にセットできますね！
仕掛けを飛ばしてデッドスローでリトリーブしていきます。
この辺はサヨリングと同じなのですぐに慣れました。
横風が吹いて少し波がざわついていたので、糸ふけをなるべく出さないように気を付けて、アタリを感知できるように構えておきます・・・
開始１時間後でようやくサヨリがヒット！サヨリがジャンプしているところも見えました！
久しぶりにサヨリ特有の小気味よい引きを味わいましたが、秋のサヨリよりかは全然引きが強いのでやりとりも楽しい！
手前のテトラをかわしつつ慎重に抜き上げます！
初めての浦安釣法で35センチほどの大型サヨリをキャッチすることができました！
その後も爆釣というほどではないですが、数十分に一度くらいのペースで同サイズのサヨリが釣れていきます。
釣りをしていく中で重要だと思ったのが、フックとハリスをこまめに交換することです！
浦安の岸壁はどこも手前がテトラ帯になっているのですが、テトラの上に乗ることは禁止されているので仕掛けを上げる際に手前のテトラに引っかからないように気を付ける必要があります。
ただ、どうしてもハリスや針先がテトラに擦れてしまうことがあって、そうするとハリスが傷ついて切れやすくなったり、針が鈍ってサヨリの口にフッキングしなくなってしまうんですよね。
また、サヨリの口は硬いので、何匹か釣るだけでも針先は確実に鈍っていきます。
なので、こまめにハリスと針先をチェックして必要に応じて交換することが釣果を伸ばす秘訣になるわけです。
この日は半日やって計６匹釣り上げることができました！初めてにしてはまあまあかな！
バラしも多かったので、前述のとおり針の交換をもっとこまめにやっておけばもっと数を伸ばせていたかもしれません・・・
釣れたサヨリは刺身と天ぷらにしてみましたが、秋のサヨリと違って身が厚く食べごたえがありました！
味は言わずもがな最高においしかったですよ！
２回目は中々釣れず大苦戦・・・前日の雨が原因？
GW中に2回目の春サヨリ釣行へ出撃し、この時も前回と同じ高州海浜公園に行きました。
時間もほぼ同じで早朝からお昼くらいまでの半日釣行です！
この日の朝は前回と比べて風もなく非常に釣りやすかったのだが、まったくアタリがありません・・・
後から知った情報なのですが、春のサヨリは雨の後は水温が下がるからなのか活性が下がりやすいそうです。
この日もまさに前日にまとまった雨が降っていたのでそれが原因で渋かったのかもしれません。
もともと低水温なこの時期は特に気を付けたほうがいいと思いました！
んで、お昼前の風が強くなる直前に何とか最初の一本を釣り上げることができました！
これでボウズは回避したぜ・・・(笑)
結局この日は１本で終了でした(´;ω;｀)
まとめ＆タックル紹介
今回は浦安の釣りができる公園で春のサヨリを浦安釣法で狙ってみた様子を記事にしました！
秋のサヨリとは違って数は出ませんが、その分テクニカルでサイズがよいのが春サヨリの魅力ですね。
都市部でも手軽に釣れて、ゲーム性も高いのでみなさんもぜひ試してみてください！
～タックル～
・竿
※２～３号の磯竿がサヨリカゴを投げやすいです！手前のテトラをかわす必要があるので長さは5メートル以上が必須ですね！
・リール
※ラインキャパと重さから２５００番がおすすめ！
・ライン
※高切れ防止のため、ライン先端にPE２号の力糸を１０メートルほどつけています。
・ウキカゴ
スーパーサヨリン2 EX(SS-Ⅱ EX）浦安天秤付き
※各釣具店や以下のリンクから購入可能です！
・ハリス
先糸
シモリウキ
先端のハリス
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