2024年の年末の釣行でちょっと古いのですが、良い釣果だったので記事にしたいと思います!
この日は年末の釣り納め釣行でして、冬のおいしいターゲットであるヒラメやカマスなんかが釣れないかと房総に出撃しました。
朝から夕方にかけてのサーフは大苦戦でヒラメは釣れませんでしたが、帰りにふと立ち寄った漁港のスロープでカマスの群れを発見し、メバル用の小型プラグで連発するラッキーな展開に!
さらには予想外の巨大高級魚までキャッチし、大満足の釣行になりました!
今回は夜の漁港のスロープで手軽にカマス等が狙えるライトプラッキングを中心に解説していきたいと思います。
漁港のスロープってどんな場所?魚は釣れるの?
スロープとは船を上げ下ろしするためにゆるやかに海へ続いているコンクリートの斜面のことです。
漁港の先端部が立ち入り禁止だとしても、漁港全体が立ち入り禁止でなければスロープは釣りが可能なところも多いです。釣行の際は釣りが可能な場所なのか事前にチェックしておくことをお勧めします。
多くの場合スロープの斜面の先は切り立っており、そこがブレイク状の地形になるのでフィッシュイーターが獲物を待ち伏せしていることがしばしばあります。
ただし、スロープでフィッシュイーターを釣る場合は時間帯と潮位が重要になります。
スロープのような浅瀬にフィッシュイーターが入ってくるのは主に魚の警戒心が薄れる夜の時間帯であり、潮位変動によってベイトが移動するタイミングでフィッシュイーターの活性も高まります!
サーフ釣行から帰る途中に寄った漁港のスロープでカマス発見!プラグで攻略!
この日は2024年の釣り納めで、早朝から夕方にかけて房総サーフにてヒラメを狙うも撃沈・・・
サーフ釣行で疲れていましたが手ぶらでは帰りたくなかったんで、帰る途中にとある漁港に立ち寄り、何か魚が入っていないか調査してみことに・・・
現地の釣り人からスロープにカマスが群れているという情報を入手しました!
実際にスロープに行ってみると、時折カマスと思われる魚のボイル音が聞こえ、足元の波打ち際にはマイクロベイトが団子状に集まっていました。おそらくこれはカマスから逃れるためでしょう。
しかもこの時はちょうど干潮に向かうタイミングであり、フィッシュイーターの活性も高くなりそうです。
爆釣の気配がしてきました!
試しにマイクロベイトを網ですくってみるとボラの稚魚であるハクらしき魚でした。ハクは冬から春の時期にかけての代表的なマイクロベイトですよね!
で、どんなルアーでカマスを釣ってやろうかと考えましたが、スロープは水深が非常に浅いのでメバル用のフローティングミノーが使えそうだと考えました。
そこで今回使用したのがタックルハウスのオルガリップレスシリーズ!
オルガリップレスは水面下20cm前後をスローに引いてこれる小型のスローフローティングミノーで、メバリングでは大人気のルアーです。
このルアーなら浅いスロープを根掛かりすることなく引いてこれて、かつ群れからはぐれた弱ったハクを演出できるんじゃないかと思ったわけです。
さっそくスロープからオルガリップレス50を投げてリールのハンドル1回転あたり2~3秒のデッドスローでリトリーブしていきます。
すると、2投目からすぐにカマスがヒット!!
まず驚いたのがサイズの大きさ!
35cm前後のジャンボカマスで見るからにお腹パンパンで脂が詰まってそうな感じです!
浅瀬で盛んにエサを食べているから栄養状態がいいんでしょうかね!
その後も、数投おきくらいにカマスが釣れ、中々の調子で数を伸ばしていきます!
このサイズが入れ食いになるのは初めての経験だったのでめちゃくちゃ楽しめました。
漁港の常夜灯の光によってできた明暗の暗部にルアーを通すと特に反応が良かったです!
カマスは暗いところから獲物を待ち伏せているわけですね!
オルガリップレスはそこまで飛ぶルアーではないので、手前のカマスがスレてきたら今度は飛距離の出るシンキングペンシルを遠投して広範囲を探ります!
ここではAPIAのパンチライン45を使用しましたがこれでも結構カマスが釣れましたね!
表層を引けてある程度飛距離の出る小型シンペンなら割となんでも釣れると思いますよ!
想定外の大型ヒラスズキが降臨!アジングロッドで釣り上げた!
カマスを10本ちょっと釣ってお土産はしっかりできたなと思っていたタイミングで明らかにカマスとは違う巨大ボイルが目の前で起きました!
マイクロベイトを狙っているのかカマスを狙っているのかわかりませんが、おそらくシーバスも入っているのだろうと思い、少し緊張しながらルアーを巻いているとボイルの正体と思われる魚がまさかのヒット!!!
PE0.4号にハリス1.5号というカマス釣り仕様でルアーもそのままオルガリップレスだったのでバレないように慎重にやり取りします・・・!
ものすごい引きの強さで何度もエラ洗いされましたが、数分の間いなして何とかキャッチ!
正体はまさかのシーバス(マルスズキ)ではなくヒラスズキでした!!!現場の簡易計測で68cmの大物です!
まじでカッコイイ魚体です・・・!
房総でヒラスズキが釣れるのは知っていましたが、サラシの広がる荒磯で釣るイメージだったので、こんな漁港の奥まったスロープにも入ってくるのはびっくりでした!
これまで房総での一番の釣果は2.7kgのアオリイカでしたが、個人的にはそれに次ぐメモリアルフィッシュになりましたね!
その後は干潮の潮止まりとなり、早朝からの釣りで疲れたので撤収することにしました。
当初本命にしていたヒラメは釣れませんでしたが、ヒラスズキとカマスが釣れれば大満足ですよ!
まとめ
今回の釣果まとめがこちら↑
試しにヒラスズキは昆布締め、カマスは焼き霜造りにしてみましたが、どちらも脂ノリノリで最高においしかったです!
夜の漁港のスロープ周りは見逃しがちなポイントですが、今回みたいに意外な好釣果に恵まれることもあるので釣行の際はぜひチェックしてみましょう!
表層をひけるフローティングミノーやシンキングペンシルがおすすめです!
~タックル~
・ロッド
・リール
・ライン
・リーダー
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